胃の不快感や「眠れないかもしれない」という不安を抱えている時、私たちの脳と胃腸は緊張でカチコチになっています。実は、胃腸の動きは自律神経と深く結びついているため、心をゆるめてあげることで胃のムカムカが静まることも多いのです。おやすみ前の30分で心と胃腸を包み込む、優しいリラックス法をご紹介します。
自律神経を整えて消化をスムーズにする「おやすみ前30分」の過ごし方
夜ベッドに入る前の30分間は、仕事やスマホから完全に離れ、五感をリラックスさせる「ゆるめ時間」に当てましょう。
部屋の明かりを暗めの暖色系にし、静かな音楽や自然の音(波の音や雨の音など)をかすかに流します。脳に入る刺激を最小限に抑えることで、リラックスを司る「副交感神経」が優位になり、胃腸の働き(消化・吸収)がスムーズになります。「今夜は消化器さんを休ませてあげる時間」として、ゆったりとした空間を作ってみてください。
胃の不快感を和らげる、妊婦様向けの優しいストレッチ
お布団の上でできる、お腹を圧迫しない優しいストレッチで、上半身の強張りをほぐしましょう。
あぐら、または楽な姿勢で座り、息を優しく吐きながら、両腕を上へぐーっと伸ばします。そのまま上体を左右にゆらゆらと優しく揺らし、脇腹やみぞおちの周りを心地よく伸ばしてあげましょう。大きくなった子宮によって押し上げられていた肋骨周りが広がることで、呼吸が深くなり、胃のつかえ感がすっと軽くなります。
リラックス効果を高めるハーブティーと、避けるべき夜の習慣
おやすみ前に少し水分を摂るなら、胃を温め、消化を助けてくれるノンカフェインの「ジンジャーティー」や「ペパーミントティー」がおすすめです。ペパーミントの爽やかな香りは、お口の中や胸のムカムカをすっきりとさせてくれます。
ただし、寝る直前にたくさんの水分を摂ると、逆に胃がチャプチャプして気持ち悪くなったり、夜中の頻尿の原因になったりするため、マグカップに半分ほどをゆっくりと味わう程度にしましょう。優しいぬくもりをお腹に染み渡らせてから、ベッドに入ってくださいね。
参考文献・引用元
厚生労働省「ヘルスケア情報:妊娠中のマイナートラブルとその対策」
日本産科婦人科学会「産婦人科診療ガイドライン:妊婦の消化器症状について」
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