退院してからも夜がつらいと、「いつになったら眠れるの?」と思いますよね。赤ちゃんのお世話で起きるのは仕方がない、と自分の眠れなさを後回しにしていませんか。子どもが起きて眠れないことと、休める機会があっても眠れないこと。まずは二つを分けて、自分のつらさにも目を向けてみましょう。
「何週間たてば眠れる」とは決められません
赤ちゃんの授乳間隔や家族の支え、産後の回復は一人ひとり違います。「もう産後何週だから普通に戻るはず」と、自分を急かさなくて大丈夫です。とはいえ、いつまでも我慢しなければならないわけでもありません。眠りの悩みが続いているなら、その時点で相談できます。とくに、子どもが眠っている時間にも休めないときは、その違いを伝えてください。
最初に話せる場所を見つけましょう
出産した医療機関、妊産婦の健診を受ける医療機関、自治体の保健センターなど、今つながっているところからで大丈夫です。「夜に眠れる時間があるのに眠れない」「昼も疲れが抜けない」と話してみてください。こども家庭庁は、産後の心身のケアや育児を支える産後ケア事業も案内しています。利用方法は住んでいる自治体に確認できます。
相談を待つあいだの休みを確保する
連絡先を探すことと同じくらい、今日、誰が赤ちゃんを見ているあいだに休めるかを考えることも大切です。家族や頼れる人に「今から少し横になりたい」と具体的に頼んでよいのです。自治体の産後ケアなど、利用できる支援があるか尋ねてみる方法もあります。休める時間があっても眠れないなら、そのことを隠さず相談先に伝えてください。相談する理由は、赤ちゃんのお世話ができないほどになってからでなくて大丈夫です。
気持ちのつらさも一緒に伝えて
眠れない状態に加えて、強い不安や落ち込みが続く場合は早めに医療機関へ相談してください。自分や赤ちゃんの安全が心配なときは、近くの人にすぐ助けを求め、医療機関や緊急の相談先に連絡しましょう。ネテママでは夜の気持ちを話せますが、医療上の判断が必要なことは医療者へつなぐことを大切にしています。
「まだ頑張れるか」より、「今、誰に話せるか」を一緒に考えていきましょう。
参考文献・引用元
厚生労働省 e-ヘルスネット「女性の睡眠障害」(2025年6月16日更新)|https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-02-005
厚生労働省『健康づくりのための睡眠ガイド2023』「妊娠・子育て・更年期と良質な睡眠について」38~40頁(2024年9月18日一部修正)|https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001222166.pdf
こども家庭庁・健やか親子21「産後ケア事業を利用したい方」|https://sukoyaka21.cfa.go.jp/sango-care/guide_01/
