「また夜中の2時に目が覚めてしまった…」暗い部屋の中で時計の数字を見るたびに、どっと押し寄せる焦燥感。妊娠初期のデリケートな時期だからこそ、その孤独感はひとしおですよね。夜中にハッと目が覚めたとき、脳を刺激せず、心身を穏やかに休めるための具体的な夜の過ごし方をお伝えします。
夜中に目が覚めても大丈夫、脳を刺激しない優しい夜の過ごし方
夜中に目が覚めてしまった時、絶対に避けていただきたいのが「スマートフォンの画面を見ること」です。画面から出るブルーライトは、脳に「朝が来た!」という強烈な信号を送ってしまい、せっかくの眠気のリズムを完全に吹き消してしまいます。
目が覚めても、部屋の明かりはつけず、薄暗い状態のまま過ごしましょう。また、時計を見るのも「あと〇時間しか寝られない」という脳へのストレスになるため、夜中は時計を見ない環境を作ることが大切です。「ただ横になって、布団のぬくもりを味わう時間」として過ごしてみてください。
暗闇の中で押し寄せる不安をそっと受け止める方法
夜中に目が冴えると、「赤ちゃんは無事かな」「ちゃんと育てられるかな」と、日中には考えもしなかったネガティブな妄想が膨らみやすくなります。これは、夜間は自律神経のバランス上、不安を感じやすくなるという人間の防衛本能のようなものです。
不安が押し寄せてきたら、その感情を否定せず、「あ、いま夜の不安モードが発動しているな」とそっと受け止めてあげましょう。そして、ゆっくりと息を吐きながら、お腹のあたたかさに意識を戻します。あなたの体は今、新しい命を守るために100点満点で働いています。その事実を信じて、体を布団にゆだねてみてください。
どうしても眠れないときに、ベッドから一度出るタイミング
布団に入って20分以上が経っても頭が冴えてパッチリしている時は、無理にベッドにしがみついていると、脳が「ベッド=眠れなくてつらい場所」と記憶してしまいます。
そんな時は、思い切って一度布団から出てみましょう。薄暗いリビングへ移動し、あたたかい白湯をゆっくり一口飲んだり、リラックスできる本をパラパラと眺めたりして過ごします。少し肌寒さを感じて、再び体が「ぬくもり」を欲してウトウトしてきたら、優しくベッドに戻りましょう。この一歩が、結果的にスムーズな再入眠を助けてくれます。
【参考文献・引用元】
厚生労働省「ヘルスケア情報:妊娠初期のマイナートラブルと過ごし方」
日本産科婦人科学会「産婦人科診療ガイドライン:妊婦の睡眠障害について」
🍀他の「妊娠初期」のコラムはこちら↓⭐
https://essentia-sleep.co.jp/column/ninshin-shoki-nemurenai-sugoshikata
https://essentia-sleep.co.jp/column/ninshin-shoki-column-20260729
