仕事中や家事の最中、信じられないほどの強烈な眠気に襲われ、白目をむきそうになっていませんか?「妊娠した途端、こんなになまけてしまって情けない」なんて、ご自身を責める必要は1ミリもありません。体の声に賢く従いながら、無理なく1日を乗り切るスケジュール作りのコツをお話しします。
昼間、仕事中や家事の最中に襲ってくる強烈な眠気の正体
妊娠初期の昼間の強烈な眠気、これは「プロゲステロン」の仕業であり、実は「お腹の赤ちゃんを守るための強力なセーフティ機能」です。
妊娠初期の赤ちゃんの体は、細胞分裂を繰り返すとてもデリケートな時期。そのため、お母様の体を無理に動かさせないよう、脳が強制的にシャットダウン(眠気)を起こして「今はとにかくじっとして休んで!」とサインを送っているのです。つまり、昼間に眠くなるのは、あなたが赤ちゃんを最優先で守れている証拠。なまけではなく、大切な生理現象なのです。
働く妊婦様へ。日中の仕事パフォーマンスを維持する小休止のコツ
お仕事をされている妊婦様にとって、職場で襲ってくる眠気は本当に死活問題ですよね。周囲に迷惑をかけまいと気力を振り絞る前に、賢い「小休止」のテクニックを取り入れましょう。
おすすめなのは、お昼休みに「15分〜20分程度の短い仮眠(パワーナップ)」をとることです。机に突っ伏して目を閉じるだけでも、脳の疲労は劇的にリセットされます。また、就業中も1時間に1回は席を立って深呼吸をしたり、冷たいお水で手を洗ったりして、上手に脳に刺激を与えながら、細切れに休息を挟む工夫をしてみてください。
無理のない1日のスケジュール作りのポイント
妊娠初期のスケジュール帳は、今までの「7割」のエネルギーで回すイメージに書き換えましょう。夕方以降はつわりがひどくなる方も多いため、大事な仕事や家事はなるべく午前中の比較的動ける時間に集中させます。
夜の家事は徹底的に手抜きをして、お惣菜やパートナーの力を借り、「夜21時にはいつでも横になれる状態」を作っておくのが理想です。1日の終わりに「今日も予定通りいかなかった」と落ち込むのではなく、「今日も赤ちゃんと一緒に無事に生きのびた、それだけで100点!」と、大きな花丸を自分にあげてくださいね。
参考文献・引用元
厚生労働省「ヘルスケア情報:妊娠初期のマイナートラブルと過ごし方」
日本産科婦人科学会「産婦人科診療ガイドライン:妊婦の睡眠障害について」
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