「仕事が終わる頃には足がゾウのようにパンパン」「夜ベッドに入ると、足がムズムズ、ジンジンして寝付けない」……。1日中立ち仕事を頑張った足には、疲労物質と水分がこれでもかと溜まっています。この足元の不快感は、夜の睡眠を妨げる大きな原因です。働くママの足を優しくほぐし、夜ぐっすり眠るためのフットケアをご紹介します。
夜間の「こむら返り(足がつる)」や「むくみ」を防ぐフットケア
妊娠中期はお腹が大きくなることで骨盤内の血管が圧迫され、足の血液が心臓へ戻りにくくなるため、人生で一番足がむくみやすい時期です。さらに、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが赤ちゃんに優先的に送られるため、夜中に突然足が激痛と共に引きつる「こむら返り」が起きやすくなります。
これらを防ぐための基本は、「足元を絶対に冷やさないこと」と「巡りを良くすること」です。寝る前のちょっとしたケアで、夜中に激痛や不快感で目が覚める回数をグッと減らすことができます。
お風呂上がりの5分でできる、下半身の血流を促すマッサージ
お風呂上がり、体が温まっている状態のときに、座った姿勢で優しい足元マッサージを行いましょう。
きついマッサージはお腹の張りの原因になるため、手のひら全体を使って、「足首からひざの裏に向かって、下から上へと優しくさする」程度で十分です。市販されているマタニティ向けのオイルでマッサージすれば、心地よい香りと共に足元がじんわりと軽くなります。
睡眠中の足をラクにする、足枕(レッグピロー)の正しい取り入れ方
ベッドに入るときは、足元を少し高くしてあげることで、下半身に溜まった血液や水分が心臓へと戻りやすくなり、足のムズムズ感やだるさがスーッと抜けていきます。
折りたたんだバスタオルや、市販の足枕を足首の下に置いて、「足を心臓よりも10cm〜15cmほど高い位置」にして眠りましょう。高さが高すぎると逆に腰に負担がかかってしまうため、自分が「心地よい」と感じる緩やかな高さを調整してみてくださいね。翌朝、驚くほど足が軽くなり、すっきりとした目覚めを迎えられるはずです。
参考文献・引用元
厚生労働省「働く女性の母性健康管理措置(母健連絡カードの活用)」
労働基準法 第65条(産前産後休業・妊産婦の軽易業務転換)
