夜に何度も目が覚めた翌日、昼間に眠気がきて「ここで寝たら今夜も眠れないかな」と迷うことはありませんか。妊娠後期はお腹の重みや夜間の尿意などで、眠りが途切れやすい時期です。夜の分を取り返そうと焦らず、今日の体調を見ながら、昼間の休み方を考えてみましょう。
まず、今の体がどれくらい疲れているかを
眠くて集中できない、座っていてもつらい日は、休む時間をつくってよいのです。「昼寝をしてはいけない」と我慢することが、いつもよい結果につながるわけではありません。仕事や家事を抱えている方ほど、休める場所と時間を先に決めておくと安心です。厚生労働省の情報では、妊娠中に眠気が強いとき、昼食後の短い昼寝も紹介されています。まずは安全に休めることを大切にしましょう。
夜の寝つきも気になるときは
夕方に長く眠ると夜の寝つきが変わる方もいます。昼寝をした時刻、夜の眠り、その翌日の体調を数日ほど眺めてみると、自分に合う休み方が見えてくるかもしれません。眠れなければ、静かな場所で横になるだけでもかまいません。既存の「妊娠後期に眠れない夜の過ごし方」と合わせて、昼と夜の負担を少しずつ減らしましょう。
昼間の予定にも、余白をつくる
休みたい気持ちはあっても、昼間に横になると仕事や家事が気になることもあります。できれば「この時間は休む」と先に決め、家族にその時間だけ家事を任せる方法もあります。昼寝の長さを厳しく守ろうとして、かえって緊張する必要はありません。夜の眠りと日中の体調の両方を見ながら、短く休む、横になるだけにするなど、自分に合う形を探しましょう。日中の眠気が強く、生活に支障が出るときは健診でも話してください。
眠気が続くなら、健診でも話してください
昼に休んでも疲れが強い、夜の眠りが乱れて生活に支障があるときは、妊婦健診を受けている医療機関で相談してください。「夜眠れず、昼はこのくらい休んでいます」と具体的に伝えれば十分です。あなたに必要な休み方を、体調と一緒に考えてもらいましょう。
参考文献・引用元
厚生労働省 e-ヘルスネット「女性の睡眠障害」(2025年6月16日更新)|https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-02-005
厚生労働省『健康づくりのための睡眠ガイド2023』「妊娠・子育て・更年期と良質な睡眠について」38~40頁(2024年9月18日一部修正)|https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001222166.pdf
